高級魚として大人気の金目鯛ですが、実は3種類に分けられていることご存知でしたか?
伊豆諸島名物のキンメダイ。
違いを知って美味しい金目鯛を食べましょう!
目次
1、金目鯛ってどんな魚
2、キンメは3種類いる?
3、終わりに
1、金目鯛ってどんな魚
綺麗な赤色と大きな目が特徴的なキンメダイは、 大きな目が光の反射加減によって金色に見えることから「キンメ」と名付けられたと言われています。多くの魚は旬の時期と産卵の時期があり、旬の時期は脂のノリがよくなるので人気があります。キンメダイの旬は冬。12月〜2月の寒い時期で産卵期は7〜8月が産卵期と言われておりますが金目鯛は一年を通して脂のノリが良くいつ食べても美味しいと言われております。
2、キンメは3種類いる?
そんな一年を通して脂が乗っていて美味しいキンメダイですが伊豆諸島で漁獲されるキンメダイは3種類に分けられています。
・地キンメ
・島キンメ
・沖キンメ
地キンメ(地金目鯛)
地キンメは伊豆諸島の中でも日帰りで下田漁港に戻ってくることのできる大島や新島で釣られたキンメダイのことを指します。
脂のノリが特に良いことや味がしっかりしていること、また日帰りで港に帰ってくる為、鮮度が良いことも地キンメが美味しいと高い評価を受けている所以です。
キロアップと呼ばれる1kg以上の大型のキンメダイ(地キンメ)は脂のノリと味わいが 全然違うと言われ非常に重宝されています。
島キンメ(島金目鯛)
島キンメは地キンメよりもう少し沖にでた八丈島や神津島周辺で漁師が釣ってきた金目鯛のことを島キンメと呼んでいます。地キンメより脂のノリが多少劣りますが、流通量も少なく非常に人気です。
沖キンメ(沖金目鯛)
沖キンメは八丈島より沖の海域で大きい船で漁獲される金目鯛です。地キンメと島キンメとの大きな違いは日帰りでは無いと言う点です。また脂のノリも島キンメより少なくなります。
これら、地キンメ・島キンメ・沖キンメは本土から近いほどアブラのノリが良くなり味わい鮮度共に高い評価を得ています。
3、終わりに
今回は、伊豆諸島の金目鯛には3種類いることをお伝え致しました。
豊洲市場に入ってくる金目鯛は千葉の銚子や静岡の御前崎の金目鯛も非常に人気で特に銚子の地キンメと呼ばれる金目鯛は脂のノリが抜群に良いです。
切身にしてバーナーで炙るとバチバチッと脂の弾ける音が凄まじく最高のあてになります。
豊洲市場でも銚子の地キンメ1kgあたり5000円はする高級魚なので頻繁に食べることはかないませんが 頑張った日のご褒美に家族と食べると最高ですね!
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