西京味噌にピッタリの魚と西京味噌クリームチーズ – あての極み

西京味噌にピッタリの魚と西京味噌クリームチーズ


<西京漬けとは?>

西京漬けは元々、味噌漬けとしてスタートしたと言われています。
日本が平安時代だった頃、まだ今みたいに生鮮食品の冷蔵技術が発達していなかった時代に海から遠隔地の人々にも魚を食べられるように発明された保存法の一種です。


西京漬けは京都の西京味噌を使って作られ京都の伝統料理として広く知られています。しかし、味噌は作るのに非常に手間隙かかる食材のため平安時代当時は庶民が食べられるような食材ではなく貴族しか食べられない高級食材でありました。


西京味噌の上品な甘みと旨味は魚本来の旨味を引出してくれるだけでなく西京味噌の中に漬け込む間に熟成され更なる旨味を引出されます。



<どんな魚が西京漬けに合う?>


西京味噌が合う魚10選!


銀鱈(ギンダラ)・金目鯛(キンメダイ)・鰆(サワラ)・時鮭(トキシラズ)・赤魚(アカウオ)・目梶木(メカジキ)・鰈(カレイ)・鰤(ブリ)・鯖(サバ)・烏賊(イカ)


上に挙げた魚の特徴は西京味噌の甘みと旨味に”魚の脂”と”魚の身質”がぴったり合う魚を挙げました。例えば銀鱈のフワッフワな身と溢れ出す脂は相性抜群。
金目鯛も上品な脂とギンダラにも似たような身質が西京味噌の旨味と甘みにぴったり。焼いた時に漂ってくる香ばしさも加わると相乗効果が凄まじいです。

 

サワラに関しては、サワラはギンダラやキンメダイに比ベると魚自体の持っている香りと強めの身質が特徴的ですが、この鰆の香りと身質も西京味噌にぴったりです。


この中ではイカが少し異彩を放っているかもしれませんがイカの弾力と噛めば噛むほど溢れ出てくる甘みが西京味噌と相性がよくとても美味しいです、イカの西京焼きは日本酒のあてやビールのあてに、お酒のおつまみとして多くの人に楽しんでいただけるのではないかと感じています。


西京味噌に合う魚の特徴としては、魚の身質に特徴があることと旨味や脂があることがポイントだと感じています。皆さんも身質と脂のあるお魚で是非オリジナルの西京焼きを作ってみてください。



<西京漬け 焼き方>


西京味噌は美味しくて沢山食べ食べたくなってしまいますが、焼き方に少しコツがいります。西京味噌が魚にべったりと付いたまま焼くとすごく美味しく仕上がりそうな気がしますが、実は味噌はとっても焦げやすいためしっかり拭ってから焼くのが正解。


お魚に付いた味噌をしっかりと拭ったあと弱火でじっくり焼いてください。
そうすると焦げることなくお魚にじっくり火が通りふっくらとっても美味しく焼き上げることができます。失敗しないポイントとしてはテフロン加工のフライパンを使うこと。たったそれだけでフライパンにくっつかず、焦げ付くことなく仕上げられます。



<西京漬け クリームチーズ>

ここでお魚とは関係ないのですがお酒のおつまみとして最近非常に人気の高いクリームチーズ。クリームチーズのまろやかな口溶けと舌触りに独特の臭みがなんとも言えない癖になりますよね。そんなクリームチーズと意外と相性が抜群なのがクリームチーズなのです。


作り方はとっても簡単で西京味噌にクリームチーズを1週間ほど漬け込むだけなのですが、西京味噌の甘みと旨味とコクと塩味がクリームチーズの塩味と香りと口溶けとあらゆる要素が合致してお酒のつまみとして物凄いパワーを発揮します。


細かい西京味噌クリームチーズのレシピなどはまた後日紹介したいと思いと思いますが、皆さんも是非美味しい西京味噌クリームチーズを作って楽しいお酒の時間を満喫してみてください。

 

あての極みの西京漬けはこちらから:

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