先日ご案内させて頂いた唐津の赤ウニが届きました！
「唐津」は佐賀県の唐津市の地名です。
この辺り・・・
唐津は、国内有数の漁場 ”玄界灘”に面しています。
玄界灘はいい漁場であり、お魚も美味しいと評判ですが、
なぜ玄界灘のお魚は美味しく育つのでしょうか？また唐津の赤雲丹はどうして美味しいのでしょうか？？
理由は・・・
エサと環境です
玄界灘は福岡県と佐賀県に面していますが、
朝鮮半島から降りてくるリマン海流と五島列島から来る対馬海流、2つの海流が合流するので
栄養を豊富に含んでいます。また、リマン海流と対馬海流は沢山の栄養満点の植物プランクトンを乗せてくるので、植物プランクトンを餌とする魚が沢山集まってきます。
栄養価の高い沢山のエサを食べて育つので魚は美味しくなります。
また、玄界灘の特徴として水深はそれほど深くないのにも関わらず岩が沢山あり、風が強く昔から難所として知られています。
そんな環境で育った魚は筋肉が引き締まりとても美味しい身質になります。
ウニは雑食の生き物ですが美味しいウニは海藻を食べて育ちます。
北海道では高級な昆布（日高昆布や利尻昆布、羅臼昆布など）を
西の地域ではテングサやカジメといった海藻を食べて育つのですが、
玄界灘には栄養満点の植物プランクトンが流れてくるので美味しい海藻が育ちます。
そんな美味しい海藻を食べて育つ唐津の赤ウニは濃厚で強い甘みを持っています。
北海道のバフンウニや宮城のムラサキウニ、淡路島の由良の赤ウニなどと
食べ比べてみても濃厚な甘みは群を抜いており、とっても美味しかったです。
赤雲丹は9月で終了してしまいますが、まだ時間はあるので是非チャレンジしてみてください！！
魚屋が大切な家族に本当に食べさせたいお魚をご自宅にお届け
魚河岸が日本橋に所在を置いていた時代から約１３０年間。
日本橋・築地・豊洲と何度も場所を変えいくつもの時代を超えて
沢山の同業者やお客様と築いてきた信頼と実績で最高のお魚をお選びします。