鮭は川で生まれ海で大きくなり産卵期になると生まれた川に戻ってくる習性があることはご存知しょうか。日本の川に戻ってくる鮭に紛れてロシアの川で生まれた子どもの鮭がごく稀に間違えて日本に来てしまうのですが、そんな子どもの鮭は「鮭児」と呼ばれ珍重されています。
大人の鮭の脂肪分は最大でも15%と言われている中、鮭児は最大30%ほどにもなると言われ、脂の乗りは段違いです。脂の乗りが最高なのでとても美味しいのですが一般に流通する鮭の数倍の価格で取引されています。しかし、数倍の値段の分、味も数倍美味しいのかと言われるとかなり難しいものがあり。値段は希少性により大きく吊り上っている感覚も否めません。「どんなに高くても美味しい鮭が食べたいです。」・「私は世界一の鮭を経験してみたいです。」と言う方にはオススメしますが、値段が高すぎるので、どうしてもと言うのでなければ他の魚を楽しんで頂くのが良いのでは無いかと思います。
<目利きポイント>
本当に鮭児かどうかが大切なポイントです。
鮭児はシリアルナンバー&タグで管理されているが偽物が出回っているため北海道の管理担当に確認が必要。また、大人の鮭と子どもの鮭では消化器官の数に差があるため消化器官の数を数えると言う判別方法もあります。
<お召し上がり方>
ルイベや塩焼きが絶品。
寿司屋では握りや刺身として提供されることもあるが、鮭は寄生虫が多いため基本的には生食に向かない魚です。自宅で召し上がる際は2日間冷凍(−30度)してから召し上がってください。
焼き物の場合は冷凍の必要はございません。
<値段>
鮭児は1匹10万をゆうに超える超高級魚です。
<備考>
産地:北海道 羅臼
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