人間と魚の意外な共通点 – あての極み

人間と魚の意外な共通点


こんにちは yusakuです。

 

皆さんはどこどこ産のナニナニはやっぱり最高だよね〜と言う会話。

一度はしたことありませんか?

 

例をあげるとすると明石産の鯛や竹岡産の太刀魚など。

なぜ、この魚はこの産地が良いと言った組み合わせがあるのでしょうか。

その理由は「餌」と「環境」にあるのではないかと僕は考えています。



「餌」

魚は大きい魚は小さい魚を食べて大きくなりますよね、
小さい魚はもっと小さい魚を食べて大きくなる。
もっと小さい魚はプランクトンなどを食べて大きくなる
と言う食物連鎖を考えると魚を構成しているのは
プランクトンといっていいかもしれないと僕は考えています。

人間も同様ですが、バランスの良い食事をする人と
ジャンクフード一筋の人の違い、有名なドキュメンタリー映画で
ジャンクフードだけを食べて体にどんな変化があったのか
を記録した映画が一時期話題になったかと思いますが、
それを見てもわかる様に食事によって体は変わると言うこと。

これを魚に置き換えるとどんなプランクトンを
食べているかによっ魚の身質も変わってくると考えられるのです。



「環境」

環境については、運動をしているかどうかと言うところが
ポイントだと考えています。

人間も日常的に適度な負荷をかけて運動している人と
そうでない人には筋肉の質に差が生じる様に、魚も
激流の中で育った明石の鯛が上物とされ市場で人気を
獲得しているのは運動できる環境で育ったからです。



実際に「エサ」と「環境」について比較するために
実験を行ってみました。初夏の風物詩である「新子(シンコ)」。
有名なのは浜名湖の新子(シンコ)です。


浜名湖の新子と熊本の新子(シンコ)を比較
してみたところ、
身の色が違いました。


比較したのは1日だけなので根拠としては
弱いですが、浜名湖の新子は血合の部分が黒に近く
血合の周りが赤色に近い色をしているのに対して
熊本の新子は血合の部分がグレーに近く赤色ではなく
ピンク色に近い違いがありました。


味に関しては身が小さいので確かなことは
言えませんが、熊本の新子は旨味が少なく
少し苦味を感じました。また身が弱かったです。


新子から学んだこととしては「エサ」と「運動量」
によって魚の美味しさは決まるのではないかと考えました。
この「エサ」と「運動量」を決める要因は間違いなく
魚が生まれ育った「産地」ということなのでどこどこ産の
お魚はいいよねと言った会話の裏には、どこどこの海は
豊富なプランクトンが生息していて海流も速くいいエサと
沢山泳いで身が引き締まった魚だからいいよねという意味が
込められているのだと思いました。


これは人間が「食事」と「運動」によって変わることと
同様の事象であり、
僕たち人間の普段の生活に
潜んでいる出来事の本質を辿れば魚や他の動物にも
当てはまることが見つけられてとても面白かったです。


また魚と人の共通点など面白い発見ができた際には
皆様にお伝えしたいと思います。

 

今日も最後まで読んで下さりありがとうございました。
あての極みの産地にもこだわったお魚は
下記リンクよりご覧いただけます。

 

あての極み:https://atenokiwami.com/