こんにちは〜
今日はなぜ食材の配達には発泡スチロールが使われているのか調べてみました♫
昔から発泡スチロールってカケラが海に浮かんでたり、キュッキュって音が好きになれなかったり、白い粉がたくさん舞ったり
あんまり好きじゃなかったのですが、発泡スチロールのことが気になって仕事が手につかなくなってしまったので
調べたことを皆さんにもお伝えします!
大きく分けて3つ!
1、発砲スチロールってそもそも何?
2、発泡スチロールのすごさ?
3、なぜ白色なの?
と言うことについてです(^^)
1、発砲スチロールってどうやって作られるの?
発泡スチロールは石油から作られた小さな小さなビーズでプラスチックの一種です。そのビーズの中には発泡剤が入っていて蒸気を当てると
ぷくぷくぷくと結構早いスピードで膨らみます。YouTubeで見れるので見てみてください笑 へぇ〜こんな感じで膨らんでくんだ〜って
知ることができて面白かったですよ♬
発砲スチロールの元となるビーズの大きさは0.3~2mmくらいなのですが、そこから約50倍の大きさまで膨らむのでかなり大きくなります。
このビーズが「膨らむ」性質を利用して発泡スチロールが作られるのですが、
面白いのがビーズを一気に膨らませないと言うことです笑
まずアツい蒸気を当てて少し膨らませます。少し膨んだ状態で金型に詰めて、その後もう一度上記を当てて膨らませると金型の中でビーズが最大限まで膨らみ熱でくっつくことで
あの白い四角い発泡スチロールになります。
2、発泡スチロールのすごさ?
ビーズを熱して型に入れ込れて完成!こんな簡単な発泡スチロールがなんでこんなにも沢山使われているのだろう私は次にそんな疑問を持ちました。
シンプルな作りと構造に発泡スチロールのすごさが隠れていました。
発砲スチロールの凄さの秘密は「空気」にありました。
空気は熱をあまり通さないって知ってますか?例えば冬。室内の暖房と室外の冷気を隔てるものが窓ガラスだけだった場合
部屋が中々暖まらず寒い、、、って経験ありませんでしょうか。
それは熱の伝わりやすいガラス(個体)しか外と内とを隔ててないからです。
カーテンを閉めてガラスと部屋の間に空気の層を作ることで外からの冷気は入ってきづらくなり室内の暖かい空気は外に逃げづらい状況になり
部屋を暖かくすることができます。
これと同じことが実は、発泡スチロールにも起こっているのです。
発泡スチロールのビーズが膨らむ時、沢山の空気を含みます。どのくらい沢山の空気を含むかというと、体積の約98%が空気になるほどです。
つまり発泡スチロールの98%が空気なので、発泡スチロールの中に食材や保冷剤を入れると空気のバリアに守ってもらっているみたいなイメージです。
すごいと思いませんか?!空気を手で持っているんですよ(笑)びっくりすると共に少し感動しました!
なんか子供の時に「雲に乗りたい」って夢が叶ったような感覚になりました笑
3、なぜ白色なの?
ここまで発砲スチロールは空気のバリアと言うことで話を進めてきました。空気のバリアと言うとなんか凄く少年ゴコロをくすぐると言うか、
かっこいいなーって思うのですが「白」色がなんかもうひと息って思ってしまうんですよね。。。
他の色があればもっとカッコいいのにな〜例えば黒とかあったらいいな〜と思うのですが普段目にする発泡スチロールがここまで白ばっかりだと
逆に気になりますよね。
発泡スチロールが「白」の理由…
それは、光を反射するから。
「白は光を吸収しづらい」これ、小学校で習いましたよね!なんと小学生の時に習った理科の知識が活かされてるんです!
発泡スチロールの内側に保冷時を入れて内側の冷気を空気のバリアで閉じ込めつつ、外側からの熱気は「白」で反射させて発泡スチロールの温度上昇を防いでいるのです!
ここでもびっくりしちゃいました笑
長く最前線で使われている物ってよく考えられた物なんだな〜って。
発泡スチロールも細かく見ると蓋の溝の形が複雑なモノもあったり、箱の内部に仕切りがあったり、小さな工夫がほどこされています。
機能性と実用性とデザインの総和が私たちの生活を快適にしてくれているんだなと発泡スチロールを通して考えさせれられました(笑)
ちなみに、黒い発泡スチロールを作るには「カーボン」と言う炭と同じ原料を混ぜ込まないといけないのですが、
カーボンは生き物に害を与える可能性があるそうです。発泡スチロールには生きている食材を入れる機会も沢山あるので
そう言った意味から黒い発泡スチロールはあまり使われていないんですね!
皆さんも発泡スチロールを見かけた時は、発泡スチロールの凄さを思い出してみてください!!
そんな発泡スチロールでお届けするあての極みの商品は
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それではまた次の記事で✨
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